KTK施設見学会を開催しました
2011年9月9日(金)~10日(土)KTK施設見学会を開催しました。
2011年3月11日、東日本大震災から約7ヶ月
震災後、津波被害のあった地域で大量に出たガレキ類や廃棄物の
分別、処理を行っているリマテック株式会社また、津波被害が大きな傷跡を残す
大船渡市と陸前高田市に視察へ行きました。
私たちはまず大船渡市に到着し、目にした風景は一般の車が走ることはほとんどなく、工事、作業車両ばかりが目立ちあちこちに、がれきの山が点在していました。
前に積まれた袋は、地域の人たちが手作業で集めたがれきやゴミです。
学校の校庭に積まれたがれき
これらのがれきやゴミは、リマテック株式会社の一次分別へ運ばれます。
重機を用いての地道なこの作業で、大まかに、木材や金属類など分別していました。
その後、二次分別を行い、リマテック株式会社の分別工場(写真下)で最終の仕分けがされていました。
リマテック株式会社の集積場と、KTK施設見学に参加したメンバー。
場内にはこのような山がいくつもありました。
もともと陸地だった場所ですが、地形の変化により、今でも水がたまった状態になっている地域もありました。場所によっては陸ごとごっそりなくなってしまった土地もあり、地形が変動していると聞きました。
震災で壊れた車の数々。その多さに唖然としました。
赤線で囲った部分に津波が及び、ほぼ全壊した地域。
海岸沿いを陸地に向うと、ある境界線を境にして、建物がほとんど流されてガラッとした風景から、突然民家や田んぼが立ち並ぶ風景へと変わりました。
半年たった今でも津波がどこまで及んだということが一目瞭然の状況を実際で目で見て改めて津波の恐ろしさを感じました。
また復興に向けて店舗を構えられないお店が、仮設や車での店舗として地元の支えてのっていました。
岩手県陸前高田産の飲物「マスカットサイダー」
風評被害に悩まされる現地の少しでも手助けになればと、
参加したKTKのメンバーは視察研修旅行中、積極的に手にしました。