南港処理センター - 大阪ベントナイト事業協同組合

南港処理センター

産業廃棄物の適正処理と品質保証の維持を目指す

1977年に大阪市の技術指導をいただき、南港処理センターを竣工し、建設汚泥などの汚泥、廃酸、廃アルカリの中間処理施設として約30年間継続稼働しています。
財団法人全国産業廃棄物連合会から1993年5月に地方優良事業所、1995年6月に優良事業所の表彰を受けました。
2002年にISO9001およびISO14001を取得しています。

所在地
大阪府大阪市住之江区南港南1-2-121
開設
1977年1月
処理能力
汚泥(有機性汚泥を除く) 976m3/日廃酸・廃アルカリ 794m3/日特別管理産業廃棄物 汚泥・廃酸・廃アルカリ794m3/日
事業内容
産業廃棄物処分業、特別管理産業廃棄物処分業
プラント設備
フィルタープレスによる脱水処理
webカメラによる品質管理体制

取扱い品目

産業廃棄物
  • 汚泥
  • 廃酸
  • 廃アルカリ
特別管理産業廃棄物
  • 汚泥(カドミウム、鉛、砒素又はそれらの化合物を含むことのみにより有害なものに限る。)
  • 廃酸(水素イオン濃度指数2.0以下のもの又はカドミウム、鉛、砒素又はそれらの化合物を含むことのみにより有害なものに限る。)
  • 廃アルカリ(水素イオン濃度指数12.5以上のもの又はカドミウム、鉛、砒素又はそれらの化合物を含むことのみにより有害なものに限る。)

建設汚泥リサイクル処理システム

泥水式シールド工事や推進工事など、掘削工事から発生した建設汚泥(無機性の泥状物、泥水、泥土)は中間処理施設に運搬されます。搬入後、土砂脱水篩にて土砂と汚泥に分離し、土砂は再生利用されます。汚泥はフィルタープレスにて脱水処理され、脱水ケーキとして再生利用もしくは、委託先の最終処分場に埋立処分されます。

汚泥、廃酸、廃アルカリ再資源化処理システム

特別管理産業廃棄物であるカドミウム、鉛、ヒ素等を含む汚泥、廃酸、廃アルカリはフェライト化処理(不溶化)を行います。pH2.0以下の廃酸、pH12.5以上の廃アルカリに関しては、中和処理を行います。 産業廃棄物である汚泥、廃酸、廃アルカリに関しては、中和処理後にフィルタープレスで脱水処理され、脱水ケーキとして委託先の最終処分場に埋立処分されます。